竹の皮の歴史は古く、集団的に使用されていたのは鎌倉時代からであり、朴葉や柏葉と同じように食品を包む葉っぱとして利用されており、現在のスーパーマーケットが台頭する迄は、菓子、肉、おにぎり、チマキなどを包んで販売する食品包装資材として広く今も使われている。その後、人造竹皮やプラスチック容器が出回るようになってくると、それらのコストや機能性の勝負に勝つ事が出来ず急速に需要が減り、国内での製造は衰退していった。現在日本国内で使用されている「竹の皮」は、ほとんどが中国産になってしまっているのが現状である。天然素材による自然の風味と風格を漂う環境に優しい天然竹の皮。
創業より60年余りが過ぎ国内では一番の輸入量です。安定供給、安定コストでお届けできるのは当社の魅力です。
筍(タケノコ)の発生時期は、孟宗竹は3〜5月、淡竹(はちく)は5〜6月 、真竹は6〜7月で、40〜50日で伸長が終わり、その後1〜2ヶ月程度で枝葉が充実して成長が完了する。筍が成竹(12〜14m)に成長する過程で、皮が落ちる。緑色が美しい竹の稈の「表皮」には、抗菌効果(キノン類・タンニン類化合物)、抗酸化効果(リグナン類・フラボン類化合物、ラクトン類・フェノール酸類化合物)、消臭効果(フェノール類・フラボン類化合物)等が含まれているといわれている。
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